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オリジナル・シングル・ミディアムの使い方

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こんにちは  理学療法士の石田ゆうやです。

フォームソティックス・メディカルのメイン商品の1つ

オリジナル・シングル・ミディアム

あなたはどんな時に使ってますか?

フォームソティックス・メディカルのインソール

最も扱われているオリジナル・デュアル・ミディアムがあれば、

基本的には問題ないのですが、

せっかくなら他の種類も使いこなせたら良いですよね?

そんなオリジナル・シングル・ミディアム

「使い分けがイマイチわからないから使ってなかった」

「使ってみたいけどその違いがわからなかった」

そんなあなた。

これからは違いをしっかり理解したうえでフォームソティックス・メディカルを処方することができます。

是非最後まで読んでください。

目次

オリジナル・シングル・ミディアムの特徴

オリジナル・シングル・ミディアムの特徴をおさらいしましょう。

フォームソティックス・メディカルのインソール

◉デュアルよりも薄いため更に軽量。

◉ややソールが硬いためスピードが出やすい

◉薄いため高さの低いシューズにも入れやすい。

主な特徴がこの3つかなと思います。

(現場レベルで他にもないか探っています)

1つずつチェックしてみましょう。

軽量なのに安定する

オリジナル・シングル・ミディアムは、

オリジナル・デュアル・ミディアムの柔らかいトップレイヤーがないもの。

そのため更に軽量です。

もともとオリジナル・デュアル・ミディアムでもわずか19g。

それがさらに軽量になったので、ほとんど重さは感じません。

アスリートにおいてシューズの重さはパフォーマンスに大きく影響しますね。

そのためこの軽さは下肢をより自由にコントロールする上ではとても重要です。

もちろん軽いからと言って矯正力が落ちる訳ではありません。

後足部の直立化、内側縦アーチのサポートはしっかりしてくれるので、

接地時の内外側へのブレはかなり抑えてくれます。

テニスやバスケットボールなどの横へのステップが多い競技は、

下肢の内外側へのブレが怪我に大きく関わるので、

軽量かつブレに対する矯正ができるオリジナル・シングル・ミディアムは、

スピードと安定性が求められるスポーツで特に使えます。

スピードが出やすい

オリジナル・デュアル・ミディアムと比べると、

中足部あたりの屈曲性が低い分走るときの反発性は高いのでスピードが出やすいです。

(そこまで大きな差ではないですよ)

しっかり足関節、股関節の可動域が確保されていれば、

前方への推進力はかなり上がります。

あくまで機能改善からパフォーマンスアップの間くらいにある人が使いやすいので、

さらにスピードを求めるなら、

「オリジナル・デュアル・ハード」や「オリジナル・シングル・ハード」を選ぶと更に硬いので反発性が得られやすいです。

反発性を求める陸上競技選手のアップシューズに入れると、

ブレが少なくしっかり前に蹴り出すためのサポートができます。

シューズを選ばない汎用性

オリジナル・デュアル・ミディアムを使っていて、たまにある悩み

“厚くて入れられない”

物理的に厚さが問題で入れられないこともあります。

ですが、オリジナル・シングル・ミディアムなら、そんな心配はほとんどありません。

薄い分クッション性は落ちますが、割とどんなシューズにも入れることができる汎用性があります。

シューズの高さが全体的に低いものに関しては、デュアルだとどうしてもいれることができない。

そんなときはシングルを試してみましょう。

私ならこのように使う

これは現場レベルで私が扱う方法ですが、

基本的には機能改善のためならオリジナル・デュアル・ミディアムを優先して入れます。

これはもちろんアライメント修整をしっかり行うための矯正力を重視するためです。

もちろんこれでも軽量なので、

スポーツでも使っても全然OKRですが、

トレーニングをしっかり行い、フィジカル面でも崩れが少ないようにしたら、

オリジナル・シングル・ミディアムに切り替えて、よりパフォーマンスアップに繋げていく。

フィジカル面がより良い状態になれば、

オリジナル・シングル・ハードにしてよりスピードを出せるようにする。

このような流れで処方を行っています。

矯正力を常に維持しつつレベルも上げていく。

フォームソティックス・メディカルは「機能改善からパフォーマンスアップまで段階的に使っていけるシリーズ」なのです。

オリジナル・シングル・ミディアムの弱点

オリジナル・デュアル・ミディアムとほとんど変わらない矯正力を持っていますが、

やはり軽量化させた分の弱点が少しだけあります。

◉デュアルよりも矯正力は若干低い

◉少し横アーチが潰れやすい

◉屈曲性が低い

先に言ってしまうと、これらは全てオリジナル・デュアル・ミディアムを選べば解消できます。

軽量化させてパフォーマンスアップに寄せているので、どうしても弱点は出てしまいますが、

それならオリジナル・デュアル・ミディアムを選べばいいだけの話です。

どうしてもデュアルよりも薄いため矯正力とクッション性はやや落ちます。

横アーチの部分も同様ですね。

もし足部の機能がまだ不十分であれば、オリジナル・デュアル・ミディアムを優先して使いましょう。

屈曲性が低いというのは、逆に言えば反発性が高いので、スピードが出やすいです。

ただ、反発をしっかりもらうには、

腓骨筋、ハムストリングス、多裂筋のラインがしっかり機能していることが重要です。

(蹴り出すための筋力が低下していると、蹴りきれずに外側に崩れていきます。)

なのでパフォーマンスアップよりも機能改善を優先するなら、シングルではなくデュアルにしましょう。

もし、シングルでも問題なく蹴り出せるなら、ステップアップとして

「オリジナル・デュアル・ハード」「オリジナル・シングル・ハード」にしてもいいでしょう。

(→このあたりは硬さが強いので、最初に選ぶことはしないです)

弱点ではあるものの、

そもそも機能改善のためであればデュアルを選べば問題ないです。

その時のフィジカルの状況をしっかり評価しながら選んでみてください。

フォームソティックス・メディカルのインソール

どうでしょうか?

オリジナル・シングル・ミディアムも結構便利じゃないですか?

基本的にはオリジナル・デュアル・ミディアムを選べば失敗はないですが、

その先のパフォーマンスアップなども考えながら、

ぜひこのオリジナル・シングル・ミディアムもチェックしてみてください。

フォームソティックス・メディカルの取扱について

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