フォームソティックス・メディカル

インソールって本当に効果あるの?

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こんにちは  理学療法士の石田ゆうやです。

 

インソールが大事とは聞くけど、

そもそもインソールって本当に効果があるの??

あなたは一度はこう思ったことはないですか??

 

今やフォームソティックス・メディカルをはじめ年間200足もインソールを作るようになった私ですが、

臨床4年目くらいまではずっと思ってました。

(なんならインソールなんていらないだろ!なんて思ってたくらいです)

 

そんな私でも今では、

痛みに悩む患者さんやパフォーマンスアップをしたいアスリートにとって、

「インソールは素晴らしいコンディショニングアイテムの1つである」

と自信を持って扱っています。

 

もちろんインソールだけでなんでも治るわけでもないですし、この世に魔法はありません。

 

そのことをしっかり理解しているのでめちゃくちゃ厳しくみています。

 

だからこそ、フォームソティックス・メディカルをはじめとしたインソールが本当に効果のあるものなのかもわかっています。

 

今回は特にこのフォームソティックス・メディカルが本当に効果があるものなのかを現場レベルとエビデンスレベルでお伝えしていきます。

あなたもプロの治療家として自信をもってインソールを取り扱うことができるでしょう。

 

動作変化による視覚的効果

 

まずは現場レベルでどのような効果があるのか?

治療家としてはこれが一番気になるところでしょう。

 

「フォームソティックス・メディカルを入れたら痛みが減った」

という声はたくさんありますが、

なぜ痛みが減ったのか?というところを無視してはいけません。

 

インソールというのは動きを変えて関節や筋肉にかかる負担を減らすことが目的です。

 

特にフォームソティックス・メディカルは、

「その深いヒールカップによる踵の直立化」が他のインソールにない大きな強みです。

 

それにより歩行の立脚時の踵骨の強い傾斜を抑えてスムーズに重心移動を促すことができます。

 

実際に動きを見てみましょう。

最初は何も入れてない状態です。

 

 

この歩行から、立脚期に骨盤が外側に流れるのが見えると思います。

(足が着いているときにお尻がクニャッと外側に動く感じです)

 

ではフォームソティックス・メディカルを入れたらどうなるでしょうか?

 

 

先程の何も入れていない歩行よりも、

骨盤の外側への動きが減りましたよね? (もちろん完全になくなってるわけではないです)

 

骨盤の外側への偏位が軽減することで、股関節、膝関節へのモーメントが変わり、筋肉や関節へのメカニカルストレスの程度も軽減します。

 

ここに更に運動療法などを加えて動きをより良くすることで更に痛みも変わり、負担の少ない歩行に変わりますね。

 

ただ、入れるだけでも動画のように動きの変化が起こります。

これがインソールの変化させる力ですね。

 

インソールの中で特に多くの研究論文が出ている

 

「フォームソティックス・メディカルが現場レベルで動きの変化を起こすことができる」というのは動画からわかったと思いますが、

そもそもこのインソールはエビデンスレベルではどうなっているのか?

と気になる人も多いでしょう。

 

多くのインソールは動きの変化はありますが、

まだまだ研究論文が少ないです。

 

しかし、フォームソティックス・メディカルに関してはインソールの中でも最も研究論文が多いインソールです。

 

以下のような研究論文があります。

 

インソールの効果についてのエビデンス

 

こういった研究論文があるのは、

多くの医療従事者たちがこのフォームソティックス・メディカルを使ってデータを残してきたお陰です。

データがしっかり蓄積されているインソールというのは本当に少ないのです。

その多くの研究論文から、フォームソティックス・メディカルが効果のあるものであることがわかります。

 

こういったデータや研究論文があるかないかでは全然違いますよね。

 

現場レベルの視覚的な変化と蓄積されたデータを元にした研究論文。

この2つからフォームソティックス・メディカルには、

動きを変え、痛みを変える力があるということが理解できるでしょう。

 

インソールの注意点

 

インソールの効果についての注意点

インソールを作っていたらわかってくることですが、

「良くも悪くも変化が起こります」

評価をして仮説検証しながら正しく処方すれば良い効果が出ます。

効果があるからこそ、しっかり評価をすることが大事ですね。

 

逆にテキトーにいれると効果がでないだけでなく、かえって痛みが出ることもあります。

 

その痛みが

「正しく筋肉が使われているから起きている筋肉痛」なのか

「悪い動きとなって負担になっている痛み」なのか

これを見極めることが重要です。

 

動きの変化と症状の変化をしっかり追いましょう。

 

慣らしというのはそのためにあります。

 

もし痛みが継続しているのに「多分それは筋肉痛ですね」なんて言ってたら3流です。

動きと痛みの関係性をしっかり考えましょう。

 

インソールはいわゆる「飛び道具」です。

大きく変化を与えることができるツール。

丁寧に処方すればインソールは大きな武器になります。

 

一緒に勉強して大きな武器を使いこなし、

あなたの治療家としてのレベルを更に一弾上げていきましょう。

 


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石田佑也

理学療法士, National Academy of Sports Medicine Performance Enhancement Specialist(NASM-PES), 日本コアコンディショニング協会 アドバンスドトレーナー, 健康経営アドバイザー,

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