こんにちは 理学療法士の石田ゆうやです。
私は理学療法士として整形外科クリニックで多くの患者さんをみてきましたが、
理学療法士の強みである歩行分析
これについてはめっちゃ深く話せるのですが、
深く話せば話すほど複雑になってわからなくなるのが現状です。
じゃあどうすればいいか
めっちゃ簡単にする
ってことに尽きます。
歩行分析が苦手なあなたも、
この記事を読むことで少し歩行分析ができるようになるかもしれません!
歩行分析の見かた
我々理学療法士は下記のように学びます。
![歩行分析の基礎についての説明画像](https://podiatry.tokyo/wp-content/uploads/2023/03/ランナート 素材.001-9-1024x576.jpeg)
ん? なんですかこれは?
という感じですよね・・・
私も個人的に非常にこれはかなり難しいと思っています。
要素が多すぎる。
歩行の勉強をはじめた時にこれが書いてある書籍を読んで絶望したのを憶えております。
確かに細かくみればどれも考えなければならない大事な要素かもしれないですが
難しすぎます。
なので、超シンプルにお伝えします。
これだけは是非憶えてください!
良い歩行とは
エネルギーロスが少なくて横にブレない歩行
です!
![歩行分析の基礎についての説明画像](https://podiatry.tokyo/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-27-9.40.07-1024x410.png)
歩行って基本的に前に進みますよね?
余計な方向に動いてしまってはまっすぐには進みません。
なので横にブレずまっすぐ進むことが最も省エネであり身体に負荷がかかりません。
逆に悪い歩行というのは
リズムが崩れていて、横にブレている
良い歩行の逆のイメージです。
![歩行分析の基礎についての説明画像](https://podiatry.tokyo/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-27-9.40.50-1024x405.png)
痛みや疾患を伴っている患者さんの歩行は歩行の中で必ずどこかに
リズムが崩れがあったり、横にブレていたりします。
ということは
歩行分析で大事なのは
まずは横ブレがあるかどうかを探すこと
ですね。
これだけです!
私も最初はここからはじめました。
これなら考えることは一つだけです。
あなたもこれなら歩行分析にチャレンジできるかもしれません。
例えば
膝痛で悩んでいる患者さんが来たら
歩行で足がついている立脚期にラテラルスラストなどが起きて
それが繰り返されるうちに負荷がかかり痛みに繋がっていたりします。
必ずどこかに横ブレがあります。
もちろんこれは膝関節、骨盤、足関節と様々な部位で起こるので、
一つずつ潰していかなければならないですが
みる要素はこれだけOKです。
余裕が出てきたら、
他の要素と組み合わせながら繋げていきましょう。
難しい歩行をシンプルに考える
良い歩行は
エネルギーロスが少なくて横ブレが少ない。
対して悪い歩行は
リズムが崩れていて横にブレてしまう。
まずはこの横ブレを探しましょう。
![歩行分析の基礎についての説明画像](https://podiatry.tokyo/wp-content/uploads/2023/03/スクリーンショット-2023-03-27-9.45.10-1024x556.png)
これであなたも歩行分析が嫌いにならなくなります。
明日も臨床頑張りましょう。