世界的な矯正インソール講習会開催中!詳しくはこちら

嫌いにならない歩行分析の3つのポイント!

歩行分析の写真
  • URLをコピーしました!
動作分析&インソール療法講座のバナー

こんにちは  理学療法士の石田ゆうやです。

歩行分析って難しい印象ありますよね?

「はい」

という人が大半なのではないでしょうか。

実際難しいです。

それなら、

まずは歩行は絞ってみましょう。

今回は、

嫌いにならない歩行分析のポイントを3つに絞ってお伝えします。

その3つとは・・・

  • 立脚期だけをしっかりみる
  • 患部から注目する
  • 側方のブレやリズムの乱れに注目する

歩行が苦手な人にとっては、

これを読むだけでも、

少し歩行がわかりやすくなると思うので、

最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

歩行分析のポイントの説明画像
目次

立脚期だけを観ましょう

嫌いにならない歩行分析のポイント

1つ目は

立脚期だけに注目して観てみましょう

足をついている瞬間だけを観てください。

遊脚期は捨てましょう。

なぜなら、

観るポイントが多いからです・・・

全部を拾おうとするとわけがわからなくなってしまいます。

基本的には

立脚期の反応が関節にかかる負担になります。

足を着いた瞬間に

足、膝、股関節、体幹に反力が伝わるわけじゃないですか。

なのでそこをまずみてあげることがポイントです。

歩行分析の目的は

関節にかかるストレスを明確にする

どんな時に痛いかを把握する

だと思います。

これを立脚期でみてあげようということですね。

遊脚期に痛いという人もいるのですが、

立脚期の反応が遊脚期に影響します。

なので、

まずは立脚期をみてあげることが大事です。

そうするだけでも診る部分が減りますよね。

更にもっと絞っていきます。

患部から注目する

嫌いにならない歩行分析のポイント

2つ目は

立脚期の患部を観てあげてください

膝が痛い人の歩行を肩から分析するのはすごく効率が悪いですよね?

足関節が痛い人は足関節からみていく
膝関節が痛い人は膝関節からみていく

そこから、隣接関節を俯瞰して観てみましょう。

私も最初は立脚期の痛い場所を中心に観ています。

そこから“患部と骨盤を中心に全体へ”という感じに分けて観るようにしています。

まずは痛い部分から観てあげてください。

異常歩行はリズムが崩れていて、側方にブレることが多い

嫌いにならない歩行分析のポイント

3つ目

そもそも

どんな歩行が良い歩行で
どんな歩行が悪い歩行なのか

このあたりがわからないから歩行がみれないという人も多いので、

ここでは簡単に説明します。

基本的に

異常歩行というのは

リズムが崩れていて
側方にブレている

この2点が起きていることが多いです。

まずはこの2点を覚えておきましょう。

歩行分析のポイントの説明画像

関節に負担の少ない歩行というのは

前方に進みます

そうじゃない人というのは横にストレスが掛かっています。

・トレンデレンブルグ
・デュシャンヌ
・ラテラルスラスト
(これらは全部横ですよね?)

リズムが崩れていて、

側方にブレている

この2点を観てあげれば、

「ここなんかおかしいなぁ」

とちょっと気付けるようになってきます。

膝が痛い人で

“なんか立脚中期のラテラルスラストが長くて横にブレている感じがする”

こんな感じで良いです!

基本的に私は

歩行は前額面で観ています。

あんまり矢状面では観ていないです。

(矢状面で診れるほどの距離がいつもとれないというのもありますが・・・)

歩行というのは細かくよりも

まずは大雑把にみることが大事かなと思っています。

「あ、こんな感じか」

というように全体像を把握してほしいです。

なので観るのは前額面だけで良いかなと思っています。

(もちろん考え方としてわかりやすいように矢状面での話もしますよ)

最初は前額面と矢状面を両方観ていましたが、

時間もかかるし効率が悪い・・・

嫌いにならない歩行分析の重要なポイント

  • 立脚期をしっかりみる
  • 患部に注目
  • 側方のブレやリズムの乱れに注目する

どうでしょうか?

歩行分析において

どこからみていいかわからない・・・
どうやってみたらいいかわからない・・・

という状態からは少し明確化できたんじゃないでしょうか!

私も歩行分析やインソール制作をずっとやってきて、

様々な教科書を読んだりセミナーで学んできましたが、

まずは大雑把に歩行を観るということで全然OKだと思います。

「あ、この人の歩行ってこんな感じなんだ!」

というような感じで大丈夫です。

そこから少しずつチェックできる点も増えてくるかなと思います。

そうすれば、

歩行分析が嫌いにならずに済むんじゃないかな

と思っています。

是非、

明日から臨床現場で試してみてください!

フォームソティックス・メディカルの取扱について

さまざまなインソールを今現在も提供している理学療法士として、あなたに自信をもってオススメできる世界的な医療用矯正インソール【フォームソティックス・メディカル】は、こちらで取扱が可能になります。ぜひ詳細を見てみてください。

  • フォームソティックス・メディカルの処方が可能に
  • ニュージーランド本社公認の認定資格が取得可能
  • 日本最大規模の全国47都道府県704院1936名が導入
  • フォームソティックス・メディカルの処方が可能に
  • ニュージーランド本社公認の認定資格が取得可能
  • 日本最大規模の全国47都道府県704院1936名が導入
歩行分析の写真

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次