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動画で学ぶ足部解剖学シリーズPart3~距骨~

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今回は足部の骨、足根骨の1つである距骨について話をしていきます。距骨というのは、下腿との部分で距骨関節を構成する骨になりますけれども、下腿からの荷重を全て受けるのが、この距骨になります。距骨は、筋肉の付着が1つもない骨というのが大きな特徴の1つになるかと思います。

距骨の各部分について説明していきたいと思います。まず内側から見たところです。ここが内果との関節面です。そして反対に外側に行くと、外果との関節面になります。

そして上の部分は距骨滑車という名称が付いていて、これが脛骨の天蓋の部分と関節面を作っています。

そして下側が踵骨との関節面を作っているような状態になります。距骨下関節は後方の関節面と前方の関節面に分かれています。

名称があるものとしては、距骨を後方から見た時に、内側にある突起を内側結節といいます。そして外側の部分、これを外側結節といいます。そしてこの内側の結節と外側の結節の間を通る溝があるんですけれども、この溝を長母趾屈筋腱溝といいます。ここを長母趾屈筋が通ります。

前方は舟状骨との関節面ですけれども、ここを距骨頭といいます。そしてこの距骨頭の関節面より近位の部分、ここを距骨頚と呼びます。

距骨の解剖学的特徴と構造まとめ:

特徴:

  • 足根骨の1つ
  • 下腿からの荷重を全て受ける
  • 筋肉の付着がない骨

主な関節面:

  • 内側:内果との関節面
  • 外側:外果との関節面
  • 上部:距骨滑車(脛骨天蓋と関節)
  • 下部:踵骨との関節面

注目すべき部位:

  • 内側結節:内側の突起
  • 外側結節:外側の部位
  • 長母趾屈筋腱溝:両結節間の溝
  • 距骨頭:舟状骨との関節面
  • 距骨頚:距骨頭関節面の近位部分

もっと深く足部の解剖学を学びたい方はこちらを確認してみてください!
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