世界的な矯正インソール講習会開催中!詳しくはこちら

シーバー病の痛みを抑える方法とは?

  • URLをコピーしました!

小児に多い踵部痛疾患といえば、

シーバー病

ですよね?

過度の運動などのオーバーユースが原因で起こる症状ですが、

この痛み、どのように抑えれば良いのでしょうか?

もちろん運動を休ませて急性的な痛みは抑える必要がありますが、

それだけでは不十分ですよね?

同じように練習しているのに、

なぜこの子はシーバー病になったのか?

その原因を考え、改善する方法を見つける必要があります。

私も最初はどのように痛みを抑えれば良いのかわかりませんでした。

「アイシングとテーピングで多少変わるけど、痛みがまだ残って全力で走れない。」

どうにかしなきゃと色々な評価を試していったら、ある共通点が出てきました。

その共通点を改善させることで、シーバー病の痛みはだいぶ抑えられることも経験しました。

今回は、

そんなシーバー病の痛みを抑えるための大事な要素をお伝え致します。

聞いてしまえば簡単なことなのですが、

「シーバー病の子の痛みを改善させたい」

「シーバー病の原因を知りたい」

という方は明日から使っていける内容になりますので、

最後までお読みください。

目次

そもそもシーバー病とは?

シーバー病というのは、

踵骨骨端症といって、踵骨の骨端核をアキレス腱や足底腱膜が引っ張りすぎて炎症を起こしてしまう疾患です。

成長期の子どもたちが主に発症するもので、運動量が多く、オーバーユースにより発生することが多いと言われています。

走る系の競技、ジャンプ系の競技では、

アキレス腱や足底腱膜の張力が増すので、骨端核に負担がかかりやすいので、

特に起こりやすいです。

症状は

踵部の痛み、圧痛、歩行時痛

痛みが強いと踵をつけることができなくなります。

(ただ、踵が着けられないからとつま先立ちで歩いてしまうと、下腿三頭筋が常に働いてしまうため、結局アキレス腱からの張力が強くなり痛みが改善しにくくなります)

炎症症状なので、

アイシングなどである程度痛みを抑えることができますが、

根本原因を改善できたわけではありません。

シーバー病になる子どもたちの足部状態を確認すると、

ある共通点がでてきます。

アキレス腱と足底腱膜が伸張される状態とは?

シーバー病というのは

アキレス腱と足底腱膜によって骨端核が伸張されて炎症を起こす症状です。

ということは

アキレス腱と足底腱膜が伸張されてしまう原因を考える必要があります。

そこで多くの子供達に共通する要素がありました。

後足部の過剰な回内です。

踵骨は回内すると、

同時に前傾をしますね。

踵骨が前傾をすると

下に付着する足底腱膜は伸張され、

上に付着するアキレス腱は短縮します。

成長期の子どもたちは走る時に下腿三頭筋を優位に使いやすいので、

アキレス腱が短縮した状態で下腿三頭筋を優位に使ってしまうと、

アキレス腱の伸びが悪くなってきます。

そうするとどうでしょうか?

踵骨は、足底腱膜とアキレス腱が綱引きでイーブンな状態を保っていることが理想なのですが、

足底腱膜は常に引き伸ばされ、アキレス腱も柔軟性を失っています。

この状態では、付着する踵骨の骨端核にもより強い伸張負荷がかかってしまいます。

これがダッシュやジャンプのような負荷のかかる動きの中で続けられてしまうことで

炎症が起こってしまうのです。

シーバー病の大きな原因の1つとしては

後足部の過剰な回内

が挙げられるのです。

シーバー病の痛みの抑制方法

この原因がわかったので、実際に検証していくことにしましょう。

後足部の過剰な回内がシーバー病の痛みを強くしているなら、

後足部の過剰な回内を抑えて、アキレス腱と足底腱膜の張力を抑えてあげたら変わるのではないか?

という見立てを立てて、まずはテーピングとパッドで後足部が直立化するようにアライメントを整えてみました。

もちろん炎症時は炎症部位の対応をする必要がありますが、

炎症が落ち着いたタイミングでアライメントを整えて歩かせてみると、

テーピングとパッドがない状態と比較すると、痛みもNRSで7→1程度までの変化がありました。

逆に後足部を回内方向に誘導してみたら

痛みが強くなりNRSで8くらいの痛みがありました。

やはり後足部のアライメントが大きく影響していたのです。

このように、痛みがなくなる誘導と、痛みが強くなる誘導を両方やることで、

どの方向に誘導すると痛みがなくなるのかというのを評価しやすくなります。

痛みの程度や柔軟性も大きく影響しますが、

少なくとも、後足部の回内というのはシーバー病の痛みに影響を与えやすいものになるので、

必ず修正をしてあげましょう。

後足部の回内を抑えるならフォームソティックス・メディカル

シーバー病が後足部の過剰な回内の抑制で改善方向に促すことができるということが

ご理解いただけたかと思いますが、全てテーピングで誘導するというのは難しいでしょう。

こういうときのためのインソールです。

インソールはいつでもアライメントを良い状態にできる環境です。

特に今回のシーバー病のような後足部のアライメントが痛みに大きく関わるような疾患を改善させるためには、

いかに足部のアライメントを崩さない環境にしてあげるかがポイントになります。

フォームソティックス・メディカルはその環境づくりには非常に有効です。

特に後足部の回内に対する矯正力は非常に強いです。

シーバー病の子にもフォームソティックス・メディカルは有効ですか?

という質問もあるのですが、

もちろん有効です!

ただ、その背景として、

シーバー病の痛みというのは、後足部の回内が痛みに大きく関わっていて、

回内を抑制すれば痛みは軽減するし、促せば痛みが強くなるような疾患です。

なので、

フォームソティックス・メディカルのような後足部の回内を抑えてくれるインソールというのは、

シーバー病の痛みを抑えるのにとても有効なのです。

是非シーバー病の痛みで悩んでいる子がいましたら、

まずは後足部の回内を抑えるという対応をしてみてください。

その環境作りとしては、フォームソティックス・メディカルはとても有効なので、

是非試してみてください。

フォームソティックス・メディカルは

無料トライアルも開始したので、気になった人は是非申し込みましょう!

今使っている先生も、是非まわりの先生にご紹介いただければ嬉しいです。

▼フォームソティックス・メディカルとは?

日本最大規模となる1936名が認定され、

全国47都道府県704院で導入されている世界的なインソールです。(2023年10月現在)

足病学エビデンスに基づく世界的な矯正インソールであるフォームソティックス・メディカルは、

足病学先進国であるニュージーランド、オーストラリアでトップシェアであり、

矯正インソールの業界で唯一40以上の論文が発表されている、

エビデンスに基づく信頼性の高いインソールです。

フォームソティックス・メディカル取扱認定の詳細はこちらから

  • 足病医学に基づく確かな治療効果
  • 界で最も多く研究されている医療用矯正インソール
  • 現場で導入しやすい、”売れる”インソール

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次