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足の痛みの原因を見つける方法とは? ポイントは〇〇の足!

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インソールを入れて静的なアライメントやウインドラステストも良くなったのに

まだ痛みが残ったり横ブレが残ってしまう・・・

そんなケースはありませんか?

左足底の痛みがなかなか取れない

インソールでアライメントも整えて二ーベンドテストも片脚立位も安定するのに・・・

私もこれは良く陥っていた状況でした。

自分の評価が間違っていたのか?

いや、可動域も安定性も変化している。

なのになぜ痛みが取れないのか?

私は1点見過ごしていたポイントがありました。

これにもっと早く気づいていれば、患者さんの痛みももっと早く改善することができたかも知れません。

しかもたった一つのポイントです。

あなたには

そんな思いをしてほしくない。

よりスムーズに患者さんの痛みの改善をしてほしい。

もっとインソールの効果を出せるようにしてほしい。

今回はそんな大事なポイントをお話します。

インソールでもっと効果を出したい!

静的なアライメントは良くなるけど動的にはまだ痛みがあって困っている。

そんな人は是非最後までお読みください!

目次

ポイントは歩行にあり!

片脚立位やウインドラステスト、二ーベンドテストではそこまで気になるようなエラーはないのに、

歩行では横ブレがあったり痛みがある。

これは静的な安定性は取れているが動的には安定できていないという状況です。

もちろん同側の筋力や可動域も疑っていく必要がありますが、

片脚立位でもそこまでエラーがない時などは私も気づきにくいです。

片脚立位で安定するということは立脚中期が安定するので、

油断をしてしまいやすいです。(私がそうです)

では歩行ではどうなのか?

立脚時に横ブレがある。

考えられる要素としては

「前方に推進していく際の足関節背屈や膝関節伸展に制限があり代償動作が出ている」

「足部アーチの支持性が足りていない」

「骨盤帯の柔軟性および固定性が低下している」

などが挙げられますが、

私が評価していた時は同側にはそこまで気になるエラーがありませんでした。

ではどこに問題があるのか?

対側です!

蹴れない脚が問題だった!

よくよく歩行をみていると、

確かに立脚初期に横ブレがあったのですが、

反対側から落下するようにベチャっと接地していたのです。

痛みのある側の足だけ急に落下するような接地をしており。

そのタイミングに痛みがあるとのことでした。

これは反対側の蹴り出しがうまくできていないために落下するような歩行になっていたのです。

原因は

反対側の下肢だったのです。

反対側の下肢においては

立脚中期から後期にかけて足部が外転しており、

やや内側荷重が強い状態で重心移動をしていました。

改めてチェックすると反対側の足関節には若干背屈制限もあり、

内側アーチの低下も強かったのです。

最初私は痛みがなかったので優先的にはみていませんでした。

しかし、

この反対側のアーチ低下や背屈制限が立脚後期の蹴り出しを悪くさせ、

結果として痛みのある側に落下するように接地してしまう歩行にしてしまったのです。

実際に

反対側の背屈制限の改善とアーチ補正のための腓骨筋の促通後、

蹴る側の動きが良くなり、痛みが出ていた側の足への落下するような接地がなくなりました。

落下するような接地が減ったことで、歩行時の痛みも軽減。

このように仮説検証作業から

原因が反対側の下肢が蹴れないことで痛みが出ていたということがわかりました。

痛みの原因の見つけ方

こういったケースを何度も経験していると

痛みの原因を見つけるには

  • 歩行などの動的な評価が必要
  • 痛みが出ている側だけでなく反対側もみる

ということが非常に重要であることがわかります。

もちろん最初は痛みが出ている患部中心に評価をすることが大事ではありますが、

痛みを出している原因というのは必ずしも同側にあるとは限りません。

そしてそれは静的なアライメントの評価だけでは見つけにくいです。

歩行などから見ることでどんな左右差があるのかをチェックすると見つけやすくなってきます。

これらがわかることで、

どのような運動療法、徒手療法が必要なのか

左右どちらにアプローチするべきか

ということを考えることができます。

インソールは左右ともにアプローチすることができる土台のようなものなので、

入れるだけでもちろんサポートはされますが、

今回のケースのような落下するような接地のサポートには限界があります。

まずは徒手療法や運動療法で可動域や出力や支持性を高めてあげることで、

接地したときのスムーズな重心移動をサポートしてくれます。

インソールを入れてもまだ痛みや歩行の崩れなどが残る場合は、

インソールをカスタムするだけでなく、インソールをより活かすためのフィジカルをしっかり整えるだけでも

効果は全然違ってきます。

そのためにも、

歩行などの動的評価

患部以外もチェックする

この2点にチャレンジしてみましょう!

今まで改善しきれなかったり時間がかかった痛みの解決の大きな一歩になるはずです。

もちろんそのベースとなるインソールは必要です!

動きの崩れを抑えるための土台として非常に優秀なインソール、まだ使ったことがない人は是非チェックしてください。

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