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内側縦アーチの高さの基準

内側縦アーチの評価の写真
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フォームソティックス・メディカルの処方にあたり、

とても重要な評価してFoot Posture Indexがあります。

この評価は

後足部が過剰に回内しているか、または回外しているか

その傾向を複数の項目から判断するものです。

フォームソティックス・メディカルのように

下肢全体のアライメントや負荷を改善させるようなインソールを処方する上ではとても使いやすく有効な評価です。

実際にフォームソティックス・メディカルの取扱認定講習会においてはこのFPIのロープレもガッツリ行います。

しかし、評価項目の中に少し曖昧な表記があるため、

現場で迷ってしまうときはありませんか?

せっかくできるようになった評価なら、

より正確に迷いなく評価できるようになれば現場でもより役に立ちますよね!

今回は

改めてFoot Posture Indexの評価、特に内側縦アーチについてお話していこうと思います。

FPIをより正確にスムーズに活用していきたい!

フォームソティックス・メディカルをもっと活用していきたい!

そう思っているなら是非最後までお読みください。

次の臨床でより迷いなく実践することができると思います。

目次

FPIのおさらい

FPIのおさらいをしておきましょう!

Foot Posture Index

足部の外観を6項目に分類し、各項目を−2点から+2点で採点した合計点から、

回内足、過回内足、回外足、過回外足に評価する方法になります。

Figure 1. Different measures of the Foot Posture Index.

臨床現場だと、

患者さん自身が自分の状態を数値的に確認することができるため説得力がありますし、

治療家さんにとってはその評価結果からなにをしなければならないのかを判断することができますね。

その中に内側縦アーチの高さについての項目がありますが、

実はこれ、少しだけ迷わせる表記になっているのです。

内側縦アーチの評価

Foot Posture Indexにおいて

内側縦アーチの評価は以下のとおりです。

<2点>

カーブが明らかに低い 中央部が地面に接触

<1点>

カーブがわずかに低い

<0点>

前方と後方の傾斜が同程度

<-1点>

カーブがわずかに高く 後方の傾斜が少し大きい

<2点>

カーブが明らかに高く

後方の傾斜が明らかに大きい

何となく分かるけど、基準がわからない。

何を持って高いのか低いのか?

少しと明らかの違いとは?

という感じに、若干曖昧に表記がされています。

もちろん内側縦アーチに関しては

周囲の軟部組織や筋肉、脂肪などにより個別性が強いので

これという基準が作りにくいとは言われています。

私もこういった表記だと結構迷ってしまって

わりと数字を低く見積もりがちになります。

(あとになって、「あれ、意外と高い数字で良いんだぁ」ということに気付きます)

時間のない中でスムーズに評価を行い、判断していかなければならないのが臨床現場。

考えるための物差しははっきりしていたほうが楽ですし、迷わないですよね?

ではなにを基準にしてみれば

内側縦アーチの高さをより正確に判断することができるのか。

navicular dropの確認

内側縦アーチは足部全体評価の中でも中足部にあたるところです。

内側縦アーチの頂点となる部位は舟状骨になります。

足部のアライメント評価の1つにnavicular drop testというものがあります。

シンプルに舟状骨がどれだけ低下しているかというのを計測する評価です。

この評価は長さを計測するものではありますが、

正常範囲というのが決まっているのです。

床面から10mm

これが舟状骨の正常なアライメント位置と言われています。

ここからどれだけ低いのか高いのか

半分程度なら1点、8割超えていれば2点という形で決めておけば

FPIでの内側縦アーチの点数も判断がしやすくなるのではないでしょうか?

もちろん正式な決め方があるわけではないですが、

自分で実施する評価なので問題ないでしょう。

治療後の変化なども自分で決めておいた基準値をもっておけばすぐに状態の判断ができます。

足部の静的アライメント評価は多く存在する

Foot Posture Indexやnavicular drop test以外にも

足部の静的アライメントの評価方法はいくつかあります。

  • leg heel angle
  • 踵部角
  • navicular drift test

もちろん通常の骨の触診などもあるので、

色々な評価を使って多角的にみることで複雑な構造である足関節を理解することができます。

その中でも全体的に評価ができるのが

Foot Posture Index

です。

まずはこれをしっかり使いこなせるだけでも足部のアライメント評価をスムーズに行うことができるでしょう。

“なかなか足部の評価がスムーズにできないなぁ”

“流れがつかめないなぁ”

という方は、

フォームソティックス・メディカル取扱認定講習会と同時開催の足部評価実践セミナーがとてもおすすめです。

足部の評価が間違いなくスムーズに行うことができますし、
なによりフォームソティックス・メディカルを更に自身を持って提供できるようになります。

フォームソティックス・メディカルの取扱認定講習会をまだ受講されていない方は

是非認定講習会チェックしてみてください。

フォームソティックス・メディカルの取扱について

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