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ニーベンドテストが崩れる理由

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こんにちは  理学療法士の石田ゆうやです。

下肢の機能評価などで使われることが多い

ニーベンドテスト

knee-inや骨盤の外方偏位などの崩れがわかりやすいので、

現場でも使いやすい評価の1つですが、

あなたはこの崩れの原因がわかりますか?

もちろん

足部からフォームソティックス・メディカルを始めとしたインソールによってアライメントを修正すれば大半は変わります。

ですが、それだけでは不十分な時ないですか?

それは骨盤帯の支持性低下していることが原因かも知れません。

今回は

「足部のアライメントを修正したけど、ニーベンドテストがまだ崩れてしまう理由」

をお伝えしていきます。

フォームソティックス・メディカルなどのインソールの機能を最大限活かすためにも

是非最後までお読みください。

目次

ニーベンドテストはなにをみる評価?

ニーベンドテストは、

片脚立位の状態で膝の屈伸を行い、グラつきなどの不安定性を確認する評価です。

チェックするポイントとしては

◉knee-in、knee-out

◉足部の過剰な内反外反

◉骨盤の外方偏位

これらから不安定性の有無をチェックします。

knee-in、knee-outや足部の過剰な内反外反に対しては、

フォームソティックス・メディカルなどのインソールによる足部からの介入が非常に有効ですね。

上行性運動連鎖を利用してアライメントを整えて、

正しい関節運動を促すことでメカニカルストレスを減らす。

インソールによる足部からの介入だけでも大きく変化しますね。

(これは本当に便利)

患者さんの主観、セラピストの客観、

どちらの面でも変化がわかりやすい評価なのがこのニーベンドテストですが、

どうしても残りやすい偏りがあります。

それが「骨盤の偏位」です。

骨盤の偏位が大きければ、それに伴いknee-in、knee-outも出てきます。

足部を整えてもどうしても残ってしまう偏位が骨盤です。

これは足部からのアライメント調整が悪いわけではありません。

インソールが悪いわけではありません。

インソールによる足部からの介入を最大限活かすために必要な要素があります。

それがこの後話す骨盤の支持性低下の話です。

骨盤の偏位は運動療法で整えよう!

足部からのアライメント調整に加え、

よりニーベンドテストの不安定性をなくし、

正しい関節運動を促してメカニカルストレスを減らすためには、

骨盤の安定が非常に重要です。

重要な筋肉は、

多裂筋、ハムストリングス

です。

特に多裂筋に関しては骨盤を中間位に保持するための筋肉です。

これが機能不全が起こることで、支持性が低下し、骨盤の前傾後傾が強くなることで、

股関節のアライメントが崩れ、全体的に股関節周りを支持する筋肉も正常に機能しなくなります。

それにより骨盤の外方偏位が起こるのです。

これは足部からのアライメント調整だけではどうしても制御が難しいです。

筋組織本来の張力を戻して上げる必要があります。

こういうときは運動療法です。

筋の張力を戻すことでアライメントを支えることができます。

大事なのはハムストリングス!

じゃあ多裂筋を鍛えれば良いんだ!

どうやって鍛えるんだ?!

ということになりますよね?

正直言って、

多裂筋は鍛えにくいです。

できなくはないですが、細かい動きになるのでちょっと難しいです。

もっと手っ取り早い方法があります。

ハムストリングスのトレーニングをしましょう。

ハムストリングスは多裂筋との連結があるため、

ハムストリングスの張力が上がれば、自然と多裂筋の張力も上がります。

そして多くの人はハムストリングスの筋力が低下しやすいです。

現場レベルの話ですが、骨盤の外方偏位や骨盤の後傾優位な人はハムストリングスの張力が落ちているケースが多いです。

そして逆にハムストリングスの張力を戻してあげることで多くの人が変化します。

おまけにハムストリングスは長腓骨筋とも繋がっているため、

ハムストリングスの張力が上がると、足底の支持に必要な長腓骨筋の張力も上がります。

収縮方法はどんな方法でもOKです。

  • レッグカール
  • ヒップリフト

あたりがやりやすいかなと思います。

10-20回程度やってみてから、ニーベンドテストをやってみてください。

変化が出ると思います。

ハムストリングスは大きな筋肉ですので、

それを利用して鍛えにくい筋肉への刺激を入れていくと効果的です。

逆に言えば、ハムストリングスが弱っていると、他の筋肉も張力が落ちますので、

やはりハムストリングスの筋力というのは一定量必要になりますね。

足部のアライメント修正だけで崩れが改善しきれなかった場合、

骨盤周囲の張力の低下が原因であることは現場レベルで非常に多いです。

そんなときは運動療法でサクッと修正してみましょう。

張力が上がるだけでかなり変わりますよ。

インソールの効果を最大限発揮させるのが運動療法です。

是非試してみてください。

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