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扁平足が与える大きな影響

扁平足の写真
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扁平足って、

みなさん何をもって判断していますか?

舟状骨ですか?

アーチのカーブですか?

足部疾患に対応していく上で、

正しく扁平足について知っておく必要がありますね。

今までなんとなく「あ、扁平足っぽい感じですね」と話していたことを、

評価を元に正しく「この数値から扁平足と言えますね」に変えていきましょう。

目次

扁平足の定義

扁平足を確認する方法として、

足底からアーチのトップである舟状骨までの高さを計測して、

アーチの高さを確認することが多いかと思います。

しかし、

実際に足底から舟状骨までの高さだけでは、扁平足の判断はできません。

どのように判断するのか?

足長と舟状骨高の計測値から求めた値が臨床的に用いられています。

アーチ長を舟状骨高で割って算出した値

・扁平足では中央値 約8.98

・健常足では中央値 約5.48

└アーチが高いほど、値は小さく、アーチが低いほど、値は大きくなります。

みなさんご自身もしくはパートナーの足長と舟状骨高を測ってみてください。

例えば、

私は足長が25.7cmで舟状骨高が4.6cmでした。

足長(25.7cm)÷ 舟状骨高(4.6cm)=5.59

健常足の平均値に近いですね。(良かった…)

という感じに測定することができます。

もちろん足趾機能などは別で見る必要がありますが、

数値で出すことが可能な貴重なデータです。

機能的扁平足なら、足趾機能が向上することでこの数値が変化していきますね。

扁平足の影響についての説明画像

扁平足は、

ライフスタイルから体重や活動量の変化が原因で、

筋肉や靭帯の支持性低下→足部アーチでの支持性低下→骨の配列が崩れる

このような流れで扁平足が起きます。

(ここに加えて捻挫などによる影響も入りますね)

桜庭1)によると、

偏平足により疼痛などの諸症状を訴えるものは16%であり、

偏平足でも無症候性であることが多い。

kaufmanら2) は偏平足と関係の深い足部周囲の疾患として

外反母趾、後脛骨筋炎、足底腱膜炎などをあげている。

Lafortuneら3)は偏平足によりknee-in &toe-outとなり、

膝関節にも影響し鵞足炎や膝蓋靭帯炎などを引き起こすと述べている。

扁平足だけど、痛みなどの症状が出ていない人もかなり多いですよね。

大体は支持性低下の継続による二次的な痛みに繋がってきます。

そのため、現在痛みがなかったとしても、

やはり扁平足というのはそのままにしておきたくないものです。

扁平足は後足部の回内が大きく影響している?

荷重した際に内側縦アーチの低下するものは、

過回内」として捉えられることが多いです。

いきなり中央のアーチだけが落ちるなんてことはありません。

アーチをつくる舟状骨などの足根骨は、

隣接するのは踵骨、距骨などの後足部から影響を受けます。

その多くは後足部の回内から崩れてきます。

この「回内足」は、

非荷重では正常な足と判断されても、

荷重では

後足部の回内→内側縦アーチが低下→下腿内旋→動的なアライメント不良→これが下腿や下肢全体

へと影響を及ぼします。

扁平足が大きな問題というよりは、

扁平足を起こす回内足が大きな問題と言えるでしょう。

荷重した際に内側縦アーチが低下する回内足の方がアーチを保つためには

アーチを保持する筋肉である、

後脛骨筋・長腓骨筋・長母趾屈筋や足趾の屈筋群

これらの促通が重要になります。

アーチを保持する筋肉は強化しづらい

この扁平足、そしてそのスタートとなる後足部の回内を抑えるには、

後脛骨筋・長腓骨筋・長母趾屈筋や足趾の屈筋群の促通

が非常に重要なのですが……

正直なかなか強化が難しいです。

みなさんもやってみてください。

長腓骨筋の収縮トレーニングなんておそらく1分くらいやったらしんどくなります。

下腿から流れている筋肉は薄いし細いです。

筋腹も小さいので、がっつり鍛えるには難しいです。

足趾に関しても、

常に足の指を使うように歩くなんて不可能です。

ではどうすればいいのか?

意識的にはなかなか継続できないなら、常に刺激が入るような環境を作ってしまうことが大事です。

人間が普段の生活で良い動きや姿勢を継続させるための環境、それはもう装着するようなアイテムのみです。

その1つがインソールです。

私も普段からお話していますが、

インソールは良い動きを無意識下で持続させるための環境としてとても良いものです。

そして足趾機能をしっかり使って、扁平足を抑えてくれるインソールといえば、

フォームソティックス・メディカル

ですね。

扁平足の影響に効果的なフォームソティックス・メディカル

フォームソティックス・メディカルは、

医療用矯正インソールとして、

崩れた足部のアライメントを修正し、足趾が正しく機能するように促してくれるものです。

最初はかなり違和感があります。

やはり普段使ってないところに刺激が入れるので、長時間は痛くて履けない人もいます。

ですが、

少しずつ使い続けていくことで、痛みもなくなり、足趾もしっかり動くようになります。

扁平足の影響で起こりやすい外反母趾の痛みなども、

使い続けていくことでかなり軽減してきます。

実際に痛みが軽減したダンサーの声がこちらです。

JPA足病学ブログ
404: ページが見つかりませんでした | JPA足病学ブログ 日本足病学協会の公式ブログです。足病学のイロハから日本足病学協会についてまで、足病学について広くお伝えします。

動きを変えることがインソールの大きな役目ではありますが、

使えてなかった筋肉に自然に刺激を入れて徐々にまた使えるようにする。

この再教育のような環境をフォームソティックス・メディカルでは実現できています。

扁平足の改善のためには、

アーチを形成するための筋肉の促通が重要ですが、

なかなか鍛えるのが難しい。

自然に刺激を入れられるような環境にしたい。

そんな人にはフォームソティックス・メディカルが大きな選択肢の1つになると思います。

是非チェックしてみてください。

フォームソティックス・メディカルの取扱について

さまざまなインソールを今現在も提供している理学療法士として、あなたに自信をもってオススメできる世界的な医療用矯正インソール【フォームソティックス・メディカル】は、こちらで取扱が可能になります。ぜひ詳細を見てみてください。

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