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指導者が身につけるべき3つのスキル【CSLの法則】

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こんにちは、日本足病学協会 代表理事の木村誠です。

今回は指導者が身につけるべき3つのスキル CSLの法則(重要!)について解説します。

開業している治療家、ドクター、トレーナーなど
ぼくは普段からヘルスケアの専門家に話をすることが多いのですが
このCSLの法則はそういった方々が顧客から選ばれるために必要なコンセプトです。

治療の技術、指導の技術、その職業の専門スキルはもちろんハイレベルであるべきです。

しかし、ハイレベルな技術を持っているのにも関わらず、
なぜか顧客に選ばれていない、儲かっていない、稼げていない、、
という「超もったいない」状況の先生を、僕はこれまでたくさん見てきました。

ではなぜそのようなハイレベルなスキルを持つ方々が選ばれていないのか?

ぼくはこの現状を分析して、なるほど、こういうことか!という答えを出すことに成功しました。
その内容をまとめたので、あなたのキャリア構築にお役立てください。

今回の内容は動画でもご覧いただくことが可能です。
動画で見るという方はYouTubeを。
ブログで読むという方はこのまま読み進めてください。

今回の内容は治療家のような専門職だけではなく
マネージャー、経営者、上司、父親といったいわゆる指導者という人たちにも役立つ内容となっています。

それでは本題に進みましょう。

目次

そもそも指導者とは?

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まずは指導者の定義を共通認識にしておきたいと思います。

日本足病学協会では指導者を再定義しています。
よく指導者と聞くと監督、コーチ、先生などの印象があるかと思います。(特に日本では)

しかし、我々日本足病学協会の定義は違います。
日本足病学協会の定義する指導者とは次の通り。

他者の意思決定に決定的な影響を与えている全ての人

そしてその内訳はこうです。

指導とは指し示し導くこと、未来のビジョンを示し、そこへたどり着けるように寄り添うことです。

監督・コーチ、先生・講師は他者の意思決定に決定な影響を与えています。
ここで言う他者とはこの配下にいる方々のことです。
つまり選手や生徒、学生のことです。

完全服従ではないものの意思決定を握られています。

あのイチローさんも監督に控えと言われれば打席に立つことはできません。
監督の支配下にあるからです。

学生であれば先生から落第と言われれば進級できません。

政治家
政治家(国会)に対しては国民が従う側ですね。
増税が国会で決まれば国民は従うしかありません。

上司
完全服従ではなくとも部下は上司の指示に従います。

医師・医療従事者
ベッドに寝てください。
この薬を飲んでおいてください。
診断名は〇〇です。

患者さんは何の疑問も持たずに従います。

治療家・トレーナー
こういうリハビリをやってください。
こういう包帯を巻きます。

仮に選手の方がそのスポーツが上手くても指示には従います。

事業者
顧客は事業者が出した価格設定に従います。


親が子供を放置して食事を与えなければ…
子供は死んでしまいますね。

この中で最も大きな影響を与えているのは”親”
これは誰も異論ないと思います。

以上のどれかにあなたが当てはまるのであれば

あなたは指導者です。

つまり国民の大半は指導者であるということです。

CSLの法則

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指導者が身につけるべき3つのスキル

C:コミュニケーション

S:ソリューション

L:リーダーシップ

この3つを掛け算したものが今のあなたの実力です。

重要なのは掛け算ということです。
実力というのは治療家で言えば顧客貢献度です。

実力がある=顧客貢献のレベルが高い

これを高校受験に置き換えて考えてみましょう。

国語、数学、英語で受験をするとき
高校は3科目での総合力を見ているわけです。
3科目合計が300点で合格点が180点だとします。

続いて【C:国語】【S:数学】【L:英語】【実力:総合点】だとしましょう。
顧客から選ばれるためには、「お願いします」と言われるためには総合点勝負ということになります。

 

数学だけが100点でも他が10点なら120点
つまり不合格=顧客からは選ばれないということですね。

平均点以下の実力の治療家という認識になます。

とは言ったものの職人気質の治療家はこうなりがちです。

治せるのに、指導が上手いのに選ばれない。
こういうことが起こるわけです。

ではCSLについて具体的に説明します。

C:コミュニケーション

C:コミュニケーションとは人と話す力だけでなはなく、人と人とを関係性を繋ぐ全て行動を含みます。

例えば
表情、うなづく、傾聴力、質問力、礼儀、マナー、マーケティング、マネージメントなどが含まれます。

ようは人と人との関係性づくりです。

S:ソリューション

S:ソリューションとは専門スキルのことです。

これは各職業ごとに変わります。
治療家なら技術・知識、歌手なら歌唱力、小説家なら文章力などです

L:リーダーシップ

L:リーダーシップとは予見力のことです。

未来を予見する力
未来のビジョンを構築する力
意思決定力
などが該当します。

それぞれの特徴と治療家の傾向

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こと治療家においては
圧倒的にソリューションが仕入れ過多になります。

数学ばかりをひたすら勉強している状態です。
総合点はなかなか伸びません。

そしてここを伸ばすのは難しいです。
80点を90点にするのが難しいのと同じです。

逆に欠けがちなものは何か、それはコミュニケーションです。

欠けているので伸び代がハンパないです。
全然勉強していない国語だと思ってください。
赤点の国語の点数を上げる方が簡単で伸び代も大きいですよね。

コミュニケーションをちゃんと学んだことはありますか?

ほとんどの方はNoだと思います。
学校では教えないですし、苦手な方はそもそも学んでいないから苦手なわけで…

次にリーダーシップ
これはほとんどの方が未開発です。

つまり伸ばすのは簡単ということですね。

リーダーシップと聞くと
監督、キャプテン、上司、経営者というイメージをもつかもしれませんが
冒頭でも説明したように国民の大半は指導者です。

つまり国民の大半はCSLが必要ということになります。
これらが欠けると相手にとって失礼となります。

意思決定においてあなたから決定的な影響を受ける誰か(スタッフ、患者、選手、子供、生徒など)がいるわけですからね。

他者貢献という考えのもとCSLを学んでいれば選ばれて当然=稼げるので売上が上がる。

まずはコミュニケーションから学べ

一番欠けている=伸び代ハンパない
それでいて伸ばすのが簡単だからです。

次にリーダーシップ

コミュニケーションの力がついたら次に伸ばすのが簡単なリーダーシップを学びましょう。

リーダーシップがないのは単に能力開発をしてこなかっただけです。そういう環境にいなかっただけです。

英語の勉強なしで受験していただけです。

大事なのは総合点です。

ソリューションは一番最後

一定ラインまで身についているならCとSを優先しましょう。

そもそも治療家になっているということは体のことが好きなので放っておいても勝手に学びますよね。

後回しと言わず放置しましょう。
放置したところで学びは止まりません。

まずは点数の低い科目から手をつけましょう。
繰り返しになりますが大事なのは総合点です。

これがぼくのオススメするキャリア構築の戦略です。

事例を見てみよう

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各項目が10点満点だとして

事例①
治療技術(S)ピカイチのA先生の整骨院。
しかし全然儲かっていません。

なぜか?

実はA先生はコミュニケーションが超苦手。
腕はピカイチですが超無愛想。
この場合総合点は…

そう、0点です。

実力は掛け算です。
職人気質の典型例ですね。

事例②
治療技術はボチボチのB先生

治療家あるあるな点数ですね。
結構勉強している普通の治療家だと思ってください。

ここからはB先生がどうキャリアを積むとどんな変化が起こるのかを見ていきます。

変化①
治療技術セミナーへ参加
例えば〇〇筋リリーステクニックとか

Sが1点上がりました。
治療技術セミナーなのでC、Lは変わりません。

総合点は2点上がりました。
総合点=貢献度が上がることは良いことです。

変化②
コミュニケーションのセミナーへ参加
日本足病学協会セミナーとか

コミュニケーションが1点上がりました。
治療技術と同じ1点です。

ところが総合点は、そう21点です。
ベースを基準にすると総合点は7点上がりました。

掛け算の魔法ですね。

変化③
リーダーシップのセミナーへ参加

リーダーシップは1点上がりました。

にも関わらず総合点は28点です。
ベースを基準にすると総合点は14点上がりました。

どのセミナーも1点しか上がっていませんが
総合点は掛け算で出るのでこの差が生まれます。

2点しか上がらない行動と14点も上がる行動があるとういうことです。

では、かけた労力の違いを見てみましょう。

①最上位科目+1点
②中間科目+1点
③最下位科目+1点

どれが一番簡単かって当然③ですよね。

すでに伸び代の少ない科目を伸ばすよりも
手をつけてこなかった科目を伸ばす方が恐ろしく簡単です。

③最下位科目+1点が一番変化しているのに、一番少ない労力で済んでしまうんです。

最後にもっと凄い事例をお伝えします。

コミュニケーションを集中的に学び5点上げると
衝撃の49点です。

リーダーシップを集中的に学び5点上げると
さらに衝撃の98点です。

恐ろしいレバレッジ…

一番の弱点を克服したことで総合点は7倍です。
あなたの収入が7倍になったとしたら…
恐ろしくないですか?

治療家は放っておいてもソリューションは学びます。

意識して学ぶべきは弱点です。


そうすればキャリア構築で7倍の成果を獲得できるかもしれませんよ。

つまり今回ぼくが声を大にして言いたいことはこれです。

とにかくコミュニケーションを学んでください!!


顧客から選ばれたいのなら!!
患者さんの反応が全ッッ然ちがうから!!

あなたは指導者です。


あなたの周りの人の最高の未来を作るべく
頑張ってコミュニケーションを学んでいきましょう!!

ということで指導者が身につけるべき3つのスキル CSLの法則でした。

それではまた!




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