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動画で学ぶ足部解剖学シリーズPart4~踵骨~

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それでは今回は踵骨について解説をしていきたいと思います。踵骨というのはその名の通り、かかとの骨なのですが、特徴的な形状をしています。

その特徴な形状について話をしていきますが、まず1つ大きな特徴は内側から見たところで言うと、この載距突起という大きな突起があります。載距突起というのは距骨を載せるという意味で書きます。距骨を載せるための突起があるわけですね。後方から見ても、上に距骨が載るという形状がわかります。

外側を見ると、ここは腓骨筋滑車という、突出した部分があります。腓骨筋群というのは腓骨の後方を通っていきます。この腓骨筋滑車の下を通っていくのが長腓骨筋になります。そしてこの腓骨筋滑車の上を通っていくのが短腓骨筋というふうになります。なのでこの腓骨筋滑車を中心に上下に長腓骨筋と短腓骨筋が通るというふうに覚えていただくといいのかと思います。

そして今度は下面の部分です。そうすると、こちらにも突起のようなものが見えます。これを踵骨隆起内側結節と言います。踵骨隆起内側結節は結構大きな結節になります。ここに母趾外転筋が付着したりしています。反対にこちらは踵骨隆起外側結節と言います。こちらの方が少し小さい結節ですが、こちらには小趾外転筋が付着している形になります。

踵骨を横から見たこのへこみの部分にはアキレス腱がかなりしっかりと付着するというような形状になっています。

関節面としては、距骨との関節面が踵骨の上の部分にあります。そして前方には立方骨との関節面があります。
距骨と立方骨との関節面を持つというような形状になっています。

以上が踵骨の特徴になります。

踵骨の主な特徴まとめ:

  • 内側面の特徴として載距突起があり、この突起の上に距骨が載る。これは踵骨の上面で大きな突起として確認できる重要な構造物である。
  • 外側面には腓骨筋滑車という突出部があり、この構造物を境に長腓骨筋と短腓骨筋が走行する。長腓骨筋は腓骨筋滑車の下方を、短腓骨筋は上方を通過する。
  • 下面には2つの特徴的な結節がある。内側に大きな踵骨隆起内側結節(母趾外転筋付着部)、外側に小さな踵骨隆起外側結節(小趾外転筋付着部)が存在する。
  • 後方部にはアキレス腱の付着部となるへこみがある。この部分でアキレス腱がしっかりと固定される。
  • 関節面は主に2つあり、上方に距骨との関節面、前方に立方骨との関節面を持つ。これらの関節面により、足部の骨格構造の一部として機能する。

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