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骨模型で学ぶ足部の関節 Part8 足部関節のまとめ

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■下腿・後足部で構成される関節

遠位脛腓関節(えんいけいひかんせつ)
脛骨と腓骨の下部をつなぐ関節。
距骨の動きに伴って、腓骨がわずかに動きます。

距腿関節(きょたいかんせつ)
脛骨・腓骨と距骨からなる、いわゆる「足関節」です。
基本的な動きは背屈と底屈。軸が斜めなので、動きに少し捻りが加わります。

距骨下関節(きょこつかかんせつ)
距骨と踵骨の間の関節。
三平面運動(回内・回外)を担う複雑な構造です。

この3つを合わせて「広義の足関節」とも呼ばれています。
ドイツ語圏では「上足関節」「下足関節」と表現することも。

■中足部の関節

横足根関節(ショパール関節)
・距舟関節(距骨+舟状骨)
・踵立方関節(踵骨+立方骨)

この2つの複合で構成される関節で、動きは複雑。
「縦軸」「斜軸」それぞれに異なる可動性を持ちます。

舟状立方関節
舟状骨と立方骨の間の関節。関節面がない人も一定数存在します。

楔舟関節・楔状骨間関節・楔立方関節
主に動きの少ない関節で、安定性重視の構造です。

■中足部と前足部をつなぐ関節

足根中足関節(リスフラン関節)
足根骨と中足骨をつなぐ関節群。

具体的には:
・内側楔状骨×第1中足骨
・中間楔状骨×第2中足骨
・外側楔状骨×第3中足骨
・立方骨×第4/第5中足骨

■前足部の関節

中足骨間関節
第1~第5中足骨の間にも関節面があります。

中足趾節関節(MP関節/MTP関節)
中足骨と趾節骨をつなぐ関節。
英語ではMetatarsophalangeal Joint(MTP関節)と呼びます。

趾節間関節(IP関節)
PIP(近位)とDIP(遠位)の関節。
それぞれの関節でわずかな可動性があり、歩行やバランスに関与します。

今回のまとめ

足部にはたくさんの関節があり、それぞれが異なる動きを担っています。
今日紹介した関節名と場所をおさえておくだけでも、評価や臨床に役立ちますよ!

より深く足部を学びたい方はこちらも確認してみてください!
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