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理学療法士からみたフォームソティックス・メディカルの良いところ

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フォームソティックス・メディカルって
他のインソールとどんな違いがあるの?

入谷式足底板と比べてどうなの?

既製品だから個別に合わせられないんじゃないの?

多くのセラピストからこういった質問をいただきます。

わかります・・・

私もずっとインソールは入谷式足底板を使ってきたので

他のインソールだと何ができるのか?

そもそも入谷式足底板で十分じゃないのか?

なんて思っていたこともありました。

ですが今では入谷式足底板とフォームソティックス・メディカル両方の良さを理解したうえで
患者さんに合わせて併用してしたり、一緒に使ったりしています。

そんな入谷式足底板をメインに使っていた理学療法士からみた
フォームソティックス・メディカルの良いところ
をお伝えしていこうと思います!

既に活用されている人というのは
その良さを感じられていると思いますが

●これからインソールを使いたい! でもなにを使っていいかわからない・・・

●入谷式足底板の勉強してきたけど、 フォームソティックス・メディカルをどのように扱えばいいかわからない・・・

●そもそもフォームソティックス・メディカルの強みがよくわからない

そう思われている人には今回の記事はお役に立てると思います。

なぜ入谷式足底板を扱う理学療法士が
フォームソティックス・メディカルを活用するのか?!

是非最後までお読みください!

目次

インソールの目的とは?

そもそもインソールの目的ってなんでしょうか?

もちろん患者さんが悩んでいる痛みを解決するための一つのアプローチ方法ではあります。

しかしそれなら他にもいろいろな方法があります。

なぜインソールなのか?

これは日本足病学協会でも大事にされている

「モノ・カラダ・プラン」

この考え方を基にお伝えすると

患者さんの痛みを改善させるためには

カラダという視点では

身体に対して直接アプローチする徒手療法・運動療法・物理療法
などがあります。

これはあなたも常に活用されているアプローチ方法ですね

プランという視点では

生活習慣の改善・トレーニングメニューの質や量の変更・睡眠
などがあります。

おそらく自然と患者さんにお伝えしていることではあると思います。

そして

モノという視点では

シューズ・インソール・サポーター・テーピング
などがあります。

テーピングなどはわかりやすいですかね

即時的に動きを誘導や抑制したりすることで症状を変えるものですね。

入谷式足底板やフォームソティックス・メディカルというのは

「モノ」という部分に入りますね。

患者さんの痛みを少しでも早く改善させてあげて
良いコンディションを持続させるためには

この「モノ・カラダ・プラン」の3つが全て必要になります。

徒手療法や運動療法(カラダ)で柔軟性や滑走性を改善させ
インソールやテーピング(モノ)で改善した状態から崩れないようにし
生活週間やメニュー(プラン)を変えてより悪い状態にならないようにする

そんなモノの中でもインソールというのは

普段の動きを改善させるうえで非常に有効な「モノ」の一つであるということです。

立位や歩行など日常で最も行う動作を自然と制御するアイテムとしては
インソール以上に有効なものはないと言えるくらいです。

そんなインソールの中でも

入谷式足底板は理学療法士が得意とする動作を変えるという視点で非常に優れたインソールの一つです。

私はこの入谷式足底板を活用して年間約100-200足ほど作っていますが、

そんな私がどのようにフォームソティックス・メディカルを使っているのか?

フォームソティックス・メディカルの良いところ

理学療法士の私からみたフォームソティックス・メディカルの良いところを挙げたいと思います。
(細かく言えばたくさんありますが、その中でもめちゃくちゃいいところを挙げますね)

それは

踵骨の直立化

筋機能の再学習

商品の高い完成度

<踵骨の直立化>

私がフォームソティックス・メディカルを選ぶ最大の理由です!

多くの下肢疾患の原因の1つとして
後足部のアライメントの崩れがあります。

距骨下関節の崩れに伴い

  • 可動域制限
  • アーチの低下
  • 足指の機能不全
  • 下腿の偏位

などが出てきます。

足部のアライメント不良や、歩行時のブレなどのほとんどは
後足部が起点になることが多いです。

歩行においても立脚初期は後足部が接地しますから、
そこが崩れれば、その後に立脚中期や後期においても影響が出てきますよね。

それだけ後足部が大事ということです!

過剰な回内や回外を修正することは
動作改善させるためにまず行うアプローチポイントですね。

理想は後足部が直立化されていることです。

そこから歩行の接地タイミングに伴い回内・回外していくことで
効率よく衝撃吸収とエネルギー伝達を行ってくれます。

動きを誘導して負担を減らしていくことを目的とする入谷式足底板でも
もちろん後足部のアライメントの修正は大事なのですが

どうしてもパッドだけでは後足部の直立化が難しい・・・

特に既存のインソールに対してパッドを貼りながら動きを調整するアプローチだと
後足部の不安定性をコントロールしきれません。

私も結構これは苦戦しました・・・

ですが

フォームソティックス・メディカルは
深めのヒールカップにより
後足部を自然に直立化させることができます。

「これが一番良いじゃん!」

って私は思ってしまったくらいです。

足部疾患は後足部の回内が原因であることが多いので
フォームソティックス・メディカルはその回内を抑制するのに非常に適したインソール

と言われています。

よく勘違いされがちなのですが

回内しているものを回外方向には誘導するのですが
別に中間位以上に回外方向にもっていくものではありません。

あくまで中間位、直立化させる方向に誘導してくれているだけです。

入谷式足底板の概念ですと
距骨下関節の回内誘導と回外誘導
というものがあります。

これはアライメントからの判断ではなく
ちらに誘導するほうが動きが適正化するか
という判断になるのですが

ではこれで回内誘導のほうが有効の人はどうすればいいのか?

なんて質問もいただくのですが
答えは意外と簡単で

フォームソティックス・メディカルで行うのは踵骨の直立化ですから
そこから必要な方向に誘導してあげれば良い
ということです。

まずは過剰に崩れているアライメントを修正し
そこから入谷式足底板の概念で必要な誘導をかけることで
セラピストも自分の理論でアプローチすることができます。

個人的には

この後足部の直立化だけでも
フォームソティックス・メディカルは
大きな価値のあるインソールだと思っています。

<筋機能の再学習>

もう一つがアライメントをしっかり整えることで
筋肉の短縮、伸張位も修正されるため
筋発揮もし易い環境になることです。

特に足指に関しては
アライメントが崩れた状態では機能しづらい状態になります。

開張足の人も結構最近は多く見ます。

ですが
フォームソティックス・メディカルを使用していくことで
自然と足指が使用できる環境になるため
運動学習を行うことができます。

歩行は長時間意識してコントロールできる動作ではないため
常に足指を使うことを意識して歩こう!ということができません。

なので
自然と使えるような環境にしてしまうことが大事になります。

そのうえでフォームソティックス・メディカルは
運動の再学習に非常に有効なインソールの一つです。

実際に使っていくことで

全く使えなかった足指が使えるようになり
開張足のアライメントや強い外反母趾に関しても変化が出ているケースもあります。

もちろん滑走性を出すために徒手療法や運動療法も活用していくことは前提にはなりますが

「モノ・カラダ・プラン」の中で「モノ」という視点で考えると、この方法が有効です。

<商品の高い完成度>

入谷式足底板のようにポロンシートを貼ったり研磨して作成することはもちろん
個別性の高い職人技なので、その価値が高いのは事実です。

しかし、
実際に買ってもらう際にその商品の完成度では限界があります。

入谷式足底板の殆どは
既存のインソールに対して基本のシートを研磨し
そこにシートを貼って微調整しながら作成していくものです。

なので見た目的な商品の完成度としては既製品と比較してしまうと
やや見劣りする部分もあります。
(めちゃくちゃ美しく作られる方もいますが、私はまだまだです)

もちろんその価値に対してお金をいただくので、
完成度よりも症状や動きの変化を優先するべきであることは私も理解できます。
(私もそう思っていたから)

しかし、より多くの下肢疾患で悩む患者さんに対してモノという視点で
症状や動きの改善のための環境を提供していくためには
患者さんの購入のハードルを下げてあげることも大事になります。
(1万円を越える買い物になりますからね)

私の力不足でしかないのですが
入谷式足底板を売る際に

「え、これで10000円するの? パッド貼ってるだけなのに?」

というご意見もいただくことがありました。

これは単に私が価値を提供しきれなかったためだからですが
購入する際に商品の完成度も考えるようになりました。

フォームソティックス・メディカルに関しては
形状・質感・質量において高い完成度を誇ります。

「良いインソールを買った!」という商品としても納得感も強いです。

入谷式足底板と併用する際でも、
高い完成度のフォームソティックス・メディカルをベースにしていると
一つの商品として患者さんからの納得感も高いです。

入谷式足底板とフォームソティックス・メディカルは併用できる!

ここまでお話すると、入谷式足底板を使っている方や学んだ方でも
フォームソティックス・メディカルの良さもイメージできるかなと思います。

どちらが良いインソールなのかという話をしているわけではありません。
もちろん強味と弱味があります

どちらも非常に良いインソールです。

そのうえでどのように活用していけるかという話ですね。

私は

入谷式足底板を活用して患者さんの動きを変えることで症状を改善させる

ずっとこれをやってきました。

しかしその中で

土台となるインソールが微妙なときがある・・・

後足部の安定性が全然出ない・・・

自分が作るとどうしてもなんか見た目の完成度が悪い・・・

そんな悩みがありました

そこでフォームソティックス・メディカルが活かされることに!

フォームソティックス・メディカルを入谷式足底板に使う土台のインソールにすれば
後足部の安定性は出るし、完成度も高い
そのうえでパッドで細かく動きの誘導をすれば良いのではないか!

という結論が出ました!

入谷式足底板のみならず、パッドで動きを変えるインソールを活用されている先生は
是非土台のインソールを考えてみてください!

もし私のような悩みを持っていた先生は、

フォームソティックス・メディカルが解決してくれるかもしれません。

もちろん

フォームソティックス・メディカルにおいても
中級認定セミナーを修了されて中級会員以上になれば
専用のカスタムパーツも活用することできます。

パッド系のインソールの知識がなくても
フォームソティックス・メディカルだけで細かく動きの誘導や更に矯正力を高める方法があります。

私はたまたま入谷式足底板をメインに活用していただけですが
フォームソティックス・メディカルと積極的に併用して活用しています。

決して相容れない存在ではないのです。

目の前の下肢痛で悩んでいる患者さんを救うために
最も良い方法を探しながら現場に向かっています。

その中で編み出された方法です。

「それなら活用できそうなだな」

「そんな使い方があったのか」

「良さのイメージができた」

そんな方は是非トライアルで活用してみてください!

これまでインソールを活用してきた人も

してこなかった人も

また臨床が楽しくなると思いますよ!

是非トライアルからチェックしてみてください!

▼フォームソティックス・メディカルとは?

日本最大規模となる1936名が認定され、

全国47都道府県704院で導入されている世界的なインソールです。(2023年10月現在)

足病学エビデンスに基づく世界的な矯正インソールであるフォームソティックス・メディカルは、

足病学先進国であるニュージーランド、オーストラリアでトップシェアであり、

矯正インソールの業界で唯一40以上の論文が発表されている、

エビデンスに基づく信頼性の高いインソールです。

フォームソティックス・メディカル取扱認定の詳細はこちらから

  • フォームソティックス・メディカルの処方が可能に
  • ニュージーランド本社公認の認定資格が取得可能
  • 日本最大規模の全国47都道府県704院1936名が導入

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