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患者さんと評価を共有する方法

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「患者さんとの信頼を作るのが難しい」

「治療が合っているか不安になる」

「評価も自分よがりになっている」

「もっと臨床を楽しくやりたい」

最近そんな相談をいただくことがあります。

患者さんの痛みがとれない

動きがわからない

険しい顔をするときもあるでしょう。
今日からそんな顔からおさらばします!

この業界にもトップセラピストと呼ばれるような先生方がたくさんいらっしゃいます。

各分野のエキスパートなので、
それぞれアプローチ方法も違うし思考も違います。

ただ、一つだけ共通していることがあります。

めちゃくちゃ臨床を楽しんでいる

ということです。

楽しくなければ成長も加速しません。

セラピストはもっと楽しんで良いのです。

いやいや、どうやって楽しめばいいんだよ!?
と思う人がほとんどでしょう・・・

私も最初は臨床楽しいと思えたことがあんまりなかったです。

これを実践するだけで、難しい臨床もめちゃくちゃ楽しくなると思います。

ズバリ!

仮説検証を繰り返す!

え、毎日やってるよ!って人は

恐らく臨床楽しんでると思います。

今回は
患者さんと評価を共有し、信頼度を上げていく方法をお伝えしていきます。

これができれば臨床がもっと楽しくなります!

評価をどのように展開していくわからない
方向性をより明確にしていきたい
治療を当てずっぽうにしたくない

そんな悩みを持っている人には今回の内容はお役に立てるかなと思います。

是非最後までお読みください!

目次

大事なのは仮説検証作業

患者さんを治療するときに必ず行うことといえばなんでしょうか?

評価ですよね?

患者さんの状態を把握しなければ、
治療方法を考えることができませんよね?

しかし

評価と治療だけでは患者さんは良くなりません。

その間に非常に大事なものがあります。

仮設検証作業です。

評価で確認した「今ある状況」から、「どのようにすれば」その患者さんが「良い状況」になるのか

この「どのようにすれば」が仮説検証です。

この作業がないと
当てずっぽうになりますよね?

私は最初の頃はまさに当てずっぽうでやっていたころもあります
(その頃の患者様本当にごめんなさい・・・)

例えば

knee-inしていて膝が痛い患者さんがいます。中殿筋の筋力低下があります。

中殿筋のトレーニングをしたらknee-inが減って痛みが軽減するのか?

そんなに変わらない。

でもそのまま頑張って中殿筋を鍛え続けてたらいつかはknee-inが完全するだろう。

そんなことはないですよね?

改善するための方向性が決まってないのに闇雲に直進しても、
患者さんの痛みの改善にはたどり着きません。

中殿筋の出力を上げたら動きに変化が出るのか?

足部の回内を抑えたら変化が出るのか?

多裂筋の出力を上げて骨盤の後傾を抑えたほうが変化がでるのか?

なにをすれば変化するのか?

これをまず考える必要があります。

慢性的な痛みというのは、

必ず動作や姿勢から筋肉や関節にストレスがかかることで引き起こされています。

なので
ほんのちょっとでも姿勢や動きを変えてあげれば変化は出るのです。

もちろん持続はしないです。

でもなにをすれば良い状態に近づけるかはわかります。

今、あなたの居場所が東京だとします。

あなたは北海道に行きたいです。

それなら「北海道行き」のなにか(新幹線・飛行機・フェリーなんでもいいです)に乗りますよね?

方向性が定まってない人は、
福岡行の新幹線に乗っているようなものですね。

いつかは北海道に着くかもしれないけど、
圧倒的に時間はかかります。(そもそも方向が違うので到着しないかもしれない)

そもそも北海道への行き方がわからない状態ですね。

行き先(目指している患者さんの状態)に対して、

どの方角に向かって進むのが良いのか(治療方針)を理解し、

どんな乗り物に乗るか(治療方法)を決める。

これがめちゃくちゃ大事です。

どんなに優秀なセラピストも一発必中ではない

あなたはこう思ってませんか?

優秀なセラピストはちょっと診ただけでどこが原因かを特定して治療してしまうと…

逆です!

優秀なセラピストほど、なんどもなんども仮説検証作業を繰り返します。

痛みの原因となる動きや癖はどこなのか?

どうすれば良くなるのか?

逆にどうなると痛みが強くなるのか?

徹底的に検証します。

「ああでもない」「こうでもない」と言いながら。

一発必中ではないのです。

そうして得られた検証結果から、
治療部位、運動療法の内容、インソールパッドの挿入部位が決まります。

仮説検証作業をしっかり行えば、あとはどれだけ早くやるかだけです!

その方法はなんでも良いです。

徒手療法でも運動療法でもインソール療法でも。

「これやってみたら痛み変わる?」

「いやダメかぁ」

「じゃあこうしてみて、変わる?」

「これはどう?」

「お!これなら痛み減る?じゃあここが怪しいなぁ」

私はこういった掛け合いを患者さんと毎日しています。

「これはどうだ?」

「いや違うかぁ」

「じゃあこっちじゃないか?」

「よし!これだ!」

頭をめちゃくちゃ使いますが、

これが本当にパズルを解いている感じなんです。

「これはどうか?」

と試して変化したときはガッツポーズです!

患者さんからは

「いつも先生楽しそうだね」

と言われます。

そう、楽しいのです!

ただ、患者さんと一緒に仮説検証作業を繰り返しているので、

患者さんも良い悪いの感覚がわかるようになります。

なので、徒手療法も、運動療法も、インソールも
「なぜそれをやるのか」を理解したい状態で実施できるのです。

なぜなら
仮説検証作業でその動きが痛みがでない動きというのをわかっているから。

「これを続けていればいつか痛みが消える」ではなく

「これをやれば痛みが消える」とわかった状態になります。

ここまでやれば患者さんはどんな治療も積極的に協力してくれます。

方向性が決まっているんだから。

セラピストも不安がありません。

仮説検証作業をすれば治療が早いし満足度も高い!

この仮説検証作業、

色々チェックしていたら時間がかかるのではないか?

そう思うこともあるでしょう。

ズバリ!

改善までの時間も短くなり、患者さんの満足度も高くなります!

仮説検証作業をすれば、
痛みの改善を最も最短距離で実現できます。

仮説検証作業をすれば、
患者さんと一緒に良い悪いを探すことができるので、
治療における納得度が圧倒的に変わります。

当たり前のことなのかもしれないですが、
これをしっかりやっているかやっていないかで、
圧倒的な差が出ます。

そして臨床がめちゃくちゃ楽しくなります。

仮説検証作業をするために必要なこと

ここまでで仮説検証作業が大事なのはわかったけど、

どうすれば仮説検証作業ができるようになるの?

と思う人もいるでしょう。

簡単です!

多くの評価、多くの治療を勉強してください。

特に大事になるのは動作ですね
再現性高く変化を確認するには
何度も同じ動さをしてもらう必要があります。

なので歩行というのは一番わかりやすいのです。
(意識的にコントロールが難しいので反映されやすい)

●歩行での横ブレの有無(やってみて横ブレが減るかどうか)
●片脚立位(やってみて骨盤の横ブレが減るか)
●ランジ(やってみてknee-inがなくなるかどうか)

このあたりが一番仮説検証作業にはおすすめの動作評価になります。

フォームソティックス・メディカルの取扱認定講習会の中でも
よく話されていることなのですが
評価では「主観的」と「客観的」を使い分けることが大事です。

主観的というのは
患者さんの「痛みがここにある」「違和感がある」「なんかグラグラする」という声です
客観的というのは
セラピストの「歩行のここで横ブレがある」「knee-inがある」「内側への強い荷重がある」

という感じです。

どちらかだけで評価をすすめてはいけません。
仮説検証作業の中でも、主観的と客観的どちらか一方だけでは評価は成り立ちません!

患者さんの感覚とセラピストから見た変化をすり合わせる必要があります!

このすり合わせ作業というのが
患者さんとの信頼関係を築く一番の近道だと私は感じています。

仮説検証作業は「これはどうだろうか?」という思考を持たなければならないため、
臨床現場で思考をするには膨大な知識が必要です。

この記事をここまで読んでくれているあなたは毎日勉強をしているはずです。

できるだけ多くの評価方法を学び、できるだけ多くの治療方法を学ぶことで、
試す引き出しがたくさん増えます。

引き出しが増えれば、仮説検証力も飛躍的に上がるため、よりスムーズに治療を進めることができます。

ちょうどこの記事を書いたタイミングで
各セラピストの国家試験は終了していると思います。

更に臨床を頑張っていきたい先生方だけでなく
これから臨床の場に立つ先生方に向けてもお伝えしたいです。

楽しむために勉強してください。

勉強したら毎日試してみてください。

その変化の有無を楽しんでください。

一発必中を狙わないでください。

臨床現場はめちゃくちゃ楽しいです。

私もたくさん勉強して試したからこそ臨床を楽しめています。

この仮説検証作業はインソール評価でとても役に立ちます!
もうインソール処方で迷うことなく自信をもって処方することができるでしょう

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