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足病医になる方法〜米国足病医と豪州足病医の違いとは?〜

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オーストラリアを含め世界中の多くの国では下肢機能治療を専門とする学問「足病学」とその専門家「足病医」が存在します足病医になるための一般的なプロセスは高校卒業時点で大学入学レベルの学力を取得し足病学の学士号専攻の大学に入学するところから始まります中には、保健科学士号と足病学修士号を同時に取得できる大学もあります基本的には大学在学中の4年間で足病医になるための勉強をしますが在学中足部と下肢の健康に関連する多くの要素を学びます筋骨格系足病学だけではありません足病医は糖尿病や血管疾患を患う高齢の患者の治療も担いますこちらは専門分野であり、卒業後の進路として選択できる分野のひとつですその他にも総合的な臨床を行う総合足病医の分野もあります例えば、巻き爪やタコの切除や一般的な筋骨格系の痛みの治療などですこの他に、筋骨格系足病学に特化した分野がありますつまり足病医には3つの専門分野があります一般的にハイリスクと言われる糖尿病や血管疾患を治療する分野総合足病学と呼ばれ高齢者の治療や一般的な筋骨格系疾患の治療をする分野、スポーツやバイオメカニクスを専門とする分野に分かれます””4年間の在学中にこの3つ全ての分野を深く学ぶのですが最初の1-2年間は他の医療系の学生と共に基礎的な教科を学びますオステオパシーや理学療法系の学生と同じ講義を受けることもあります3年目からは次第にニッチな臨床の教科を学んでいきます臨床研究の中で実技研修も受けます足病学の大学を卒業するためには一定の時間研修医として働く必要があります病院や個人クリニックで足病医の仕事を見て学び、実際に足病医の監督のもとで治療も行いますこのような研修と並行し学期ごとに臨床試験がありその学期で学んだことのテストを行います講師や研修生などがさまざま症状の患者役を演じ評価法や治療の処方患者への教育について試験を行います各学期の試験を合格した学生は次の学期に進むことができますもしも試験の際に各病態に対し適切な評価や治療法が処方できなければ次の学期に進めず、また繰り返し同じ授業を受けなければいけませんさて、卒業後の足病医としての進路は大きく2つの道があります1つは、総合病院などの公的機関で糖尿病などのハイリスクの治療に従事する道ですもう1つは、個人経営の治療院で足病医として働く道です総合足病医や筋骨格系を専門とする足病医の多くはこのような個人院で勤務するのが一般的です私個人の場合は、主に筋骨格系疾患に特化した足病医として個人院で働いてきましたちなみに、総合足病医の働き方については、個人院だけでなく総合病院や公的機関に所属する形もあります国別の特徴として興味深いのはアメリカの足病学とその他の足病学先進国ではかなり異なるということですアメリカでの足病学は他の国のそれとは意味が違います私たちオーストラリアの足病医はニュージーランド、カナダ、イギリスやシンガポールと同じものを学んでいますではアメリカはどう違うのでしょうかアメリカの足病医はまず薬学を学びその後、足部と下肢を専門的に学び足部と下肢の手術を専門分野とします一方、他の主要国オーストラリア、カナダ、ニュージーランドイギリス、アイルランドでは足病学はコメディカルの傘下にありますつまりアメリカでは、足部の手術が専門の外科医であり、その他の主要国の足病医はコメディカルの専門家という位置付けになりますそのため、アメリカ以外の足病医は手術を行うのではなく理学療法をはじめとした予防医療を行うのですつまり、私たちは患者が手術を必要とする前の段階で診察、治療をすることになります例えば糖尿病などハイリスクを伴う患者が悪化して患部の切断に至るのを予防することですですから、世界的な視野で見るとアメリカでの足病学の学び方や臨床方法が大きく異なることが特徴として興味深いと感じます

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オーストラリア足病医学会公認「世界中の足病医が学ぶ治療法」

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